柔軟な投資の台湾人・ストップ高による日本人

日本ではインターネットの発展や、政府の政策などによって投資も広がりつつあります。しかし、本質的に投資に対して積極的かというとそうとは言い切れないでしょう。いまだに投資をギャンブルのようだと考えている人もいますし、企業型確定拠出年金でも定期預金の割合はかなり高い企業も多いと聞きます。自分自身で運用している商品を理解していないことも少なくありません。

一方、台湾人は投資に対して積極的であり、ファイナンスリテラシーも高いです。投資に対してもネガティブなイメージを持っていないですし、自分自身で判断して投資するものには多くの資産を投じます。また、グローバルな視点も持っているので、外国への投資も抵抗ありません。

日本人でも株式取引など個人での参加が増えてきています。しかし、やはり日本人気質という意味ではあまり変わっていないようにも感じます。株式の売買においても、人と同じことを好む傾向にあります。一つの銘柄やテーマ株に注目が集まると一斉に買い注文が集まります。本来そこまでの価値がない価格まで急騰することもしばしばです。株価は一定の変動幅を超えると売買の制限がかかります。価格が上昇する上限、下落する下限が決まっており、上限でも取引が成立しないほど買い注文が入っている状況をストップ高と言います。日本人は他の人が買うから自分も買うという人が多いように感じます。良いものに人が集まるのは良いことですが、自分の目で良いものを判断する力に欠けているのではないでしょうか。

国民性は簡単に変わるものではありませんし、それを変えることが良いことなのかはわかりません。しかし、他の視点を持つことや他の考え方に学ぶことは大切です。