上場のオイシックス、ニーズあるビジネスで投資向き

上場してからまだ年数が少ない企業の中にも優秀なところがたくさんあります。上場したばかりの頃はどこも売買高も多く株価が高いのですが、投資していくには最適ですから、どういう事業を行なっているかしっかり見ていくといいです。オイシックスも2013年の3月に上場したばかりです。野菜をネット通販する企業ですが、主婦などを会員とし、契約した農家から野菜を届けるというビジネスモデルで大変注目されています。上場以来、定期的に宅配のサービスを受ける会員は一気に増え、単に野菜を配達するだけではなく、食材という形にしたことで人気が出ました。この時期はスマートフォンの利用者が急に増えた時期でもありますが、サイトもうまく改善して成功しました。またこの時期、提携していました最大手宅配便会社が運送費を値上げするというタイミングにもなりましたが、配達センターを増やすことで乗り切りました。2015年の夏には、野菜の価格自体が高騰しました。この際オイシックスは、意図的に不揃い品などの安いものを集めて対応しました。このように、オイシックスは事態に変化があるたびに適切に乗り越えたために、企業としてたいへん評価が高くなっています。最近はますますスマートフォンの普及が進んでいますので、さらに使い勝手が良いようにアプリも改善されました。また、そもそも女性の利用者が多いのですが、さらにニーズに応えるため、例えば今年から妊娠・産後の女性向け食品サービスというのを開始しました。それぞれどういう食品が身体に良いかを研究し、それに合わせたメニューでの献立を用意したわけです。もともと、働く女性向けのサービスは設けていますが、今後はますます細かいニーズに対応していくと思われます。上場してまだ日が浅いオイシックスですが、需要に合わせたビジネスモデルで、株価もまた上昇していくと考えられます。

三菱自動車やNTNへ投資するには販売台数に注目

三菱自動車は日本有数の自動車メーカーで、世界でもトップクラスの販売量を誇る名門です。海外でも技術に対して評価が高く、世界中で生産、販売をしていますので、逆に言えば海外の好不況が売上数に直結するところがあります。近年では東南アジアに力を入れていましたが、新車の販売数は増加していません。そもそも新興国全体的に経済が低迷気味ですから、その影響があります。アメリカでは、不採算状態が改善されないとして工場を閉鎖しました。アメリカの分を東南アジアでカバーするという方針でしたので、そちらが好調になるのを待つ状態です。中国、ロシアでも販売数は上がっていません。欧米では好調で、売り上げは堅調ですが、ユーロ安の問題があります。また、日本国内でも、増税の影響で軽自動車の販売数が苦労中です。現在三菱自動車は、同じ系列の銀行や商社などの支援下にあります。しかし、三菱自動車はもともと技術力にすぐれていますから、新しい車種には注目が集まっています。例えば、スポーツ用多目的車や電気自動車などです。現在はこれらの開発に全力を挙げていますので、現在の株価も上昇が期待できます。グループ全体としての経営は安定していますから、投資を考えるには向いています。NTNは自動車のベアリングなどの部品大手です。国内外のさまざまな車メーカーに製品を納入していますが、大株主として三菱自動車系列の銀行や信託銀行も参加していますので、三菱自動車の今後の販売台数が経営に関係してきます。なおNTNでは飛行機の部品などにも参入中です。自動車部品会社への投資を考える場合は、納入しているメーカーはどういうところか、そこの販売景気はどうか、なども合わせて考えるのが大事です。