三菱自動車やNTNへ投資するには販売台数に注目

三菱自動車は日本有数の自動車メーカーで、世界でもトップクラスの販売量を誇る名門です。海外でも技術に対して評価が高く、世界中で生産、販売をしていますので、逆に言えば海外の好不況が売上数に直結するところがあります。近年では東南アジアに力を入れていましたが、新車の販売数は増加していません。そもそも新興国全体的に経済が低迷気味ですから、その影響があります。アメリカでは、不採算状態が改善されないとして工場を閉鎖しました。アメリカの分を東南アジアでカバーするという方針でしたので、そちらが好調になるのを待つ状態です。中国、ロシアでも販売数は上がっていません。欧米では好調で、売り上げは堅調ですが、ユーロ安の問題があります。また、日本国内でも、増税の影響で軽自動車の販売数が苦労中です。現在三菱自動車は、同じ系列の銀行や商社などの支援下にあります。しかし、三菱自動車はもともと技術力にすぐれていますから、新しい車種には注目が集まっています。例えば、スポーツ用多目的車や電気自動車などです。現在はこれらの開発に全力を挙げていますので、現在の株価も上昇が期待できます。グループ全体としての経営は安定していますから、投資を考えるには向いています。NTNは自動車のベアリングなどの部品大手です。国内外のさまざまな車メーカーに製品を納入していますが、大株主として三菱自動車系列の銀行や信託銀行も参加していますので、三菱自動車の今後の販売台数が経営に関係してきます。なおNTNでは飛行機の部品などにも参入中です。自動車部品会社への投資を考える場合は、納入しているメーカーはどういうところか、そこの販売景気はどうか、なども合わせて考えるのが大事です。